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各階層や予算の計算方法を理解する

広告は企業のセールスマンと例えられることが多いのですが
予算の設定について以下のような疑問を持ったことはありますでしょうか。

・予算はいくらくらいでスタートさせたら良いのだろうか
・今の予算の設定は適正なものなのか

今回は Google広告を始めたばかりのかたや、予算の調整を検討されている肩に
Google 広告で参考にすべき予算の考え方について解説していきたいと思います。

見出し
・ Google 広告の料金システムについて
・抑えるべき用語
IMP
クリック関連。
コンバージョン関連。

・顧客単価の考え方
・予算の考え方
・成果の確認方法
管理画面上
実際の数値

見出し
・ Google 広告の料金システムについて
→まず押さえていきたいのか Google 広告料金システムについてです。
Google 広告では
・ PPC[ pay par clickの略でクリックしたら料金が発生する]
・CPM[Cost Per Milleの略で前回の表示に対して料金が発生する]
上記の二つの料金システムになっております。
cpm を採用しているキャンペーンは動画キャンペーンとディスプレイキャンペーンのみになるので 基本的には広告をクリックされたら料金が発生する PPC の料金体系になっていると認識頂いても問題ありません。

Google 広告の予算の消化について
Google 広告では1日単位で予算の上限金額が設定可能です。
トラフィックに寄っては最大、日の予算の2倍までは消化がされる仕組みとなっておりますが月の上限予算に関しては日の予算の30.4日分が月の上限金額になります。


日の予算 1万 × 30.4日 = 月の上限予算 30.4万円になる。
日の予算の2倍までは消化がされる仕組みので、日に20800円まで消化する日もあるが
月の合計金額は30.4万は超えない使用となっております。

補足
設定頂いている予算によって、トラフィックの量がことなりますので
当然学習の精度も異なります。
予算はなるべく、こまめにいじりすぎず変更を加える用であれば
20%前後の変動が推奨されていると言われております。

Google 広告のオークション制について
Google 広告では表示の候補となる度にオークションが行われます。
オークションはユーザーの動きがあるたびに検出されるので
当然競合他社が多ければ 単価は引き上がりますし、
競合他社が少なければ単価も安い傾向になっています。

・抑えるべき用語
改めて Google 広告を管理する上で必要な用語を紹介していきたいと思います。
下記の項目は頻繁に使われる用語となっておりますので数値を見ていただくことで管理がしやすくなっていくかと思います。

インプレッション(表示回数)
広告がユーザーに表示された回数です。
インプレッション数はターゲットの動きについて分析が可能です。
設定が同じ状態(キーワードや配信方法)で日または月によって表示回数が多いようであれば検索のボリュームが増えていることが考えられます。

クリック関連
クリックは広告が表示されて実際にユーザーがサイトに訪問したことを指します。
クリックは主に以下の3点を確認します。

1.クリック数(CPC) 広告がクリックされてサイトが表示された数
2.クリック率(CTR) クリックの数を表示回数で割った数。 クリック数 ÷ 表示回数
3.平均クリック単価 1ユーザーのクリックでかかる平均費用

クリック率が低ければ広告見出しの設定が魅力的でなかったり
ターゲット設定が(キーワードやオーディエンス)誤っている可能性があります。

平均クリック単価は先述の通りオークション制で料金が決まるのでクリック単価があまりにも高い場合に関しては配信方法を変える(キーワードを絞ったり、リマーケティングの活用)
などを検討していきましょう。

コンバージョン
広告がクリックされた後にサイト内で行動を起こした数をコンバージョンと呼びます。
WEB広告の世界ではよく使われる言葉ですし、成果を可視化するために最低限必要な知識なので覚えておきましょう。

コンバージョン数 広告がクリックされた後にコンバージョンした数(申し込み購入などサイト内での行動をした数。
コンバージョン単価(CPA) コンバージョンまでにかかった費用の平均単価
コンバージョン率(CVR) クリックをされてからコンバージョンをする確率。

広告管理画面上での確認方法。

・予算の考え方
中には会社で広告費が○○円というように予算が 決まっているケースもあると思います。
しかし Google 広告はクリック課金型がベースになるので、1万円かけたからといって必ず成果が出るわけではありません。
上限の予算を決めて運用することも可能だが、実際に広告を動かしてみていただき
成果に応じて予算を決めていただくことをお勧めします。
一般的には1回のコンバージョン(申し込みや購入)に対して、 どのくらいの収益の確保が可能で、いくらまでの費用をかけられるのかを計算して予算を決めていきます。
次にGoogle 広告での目標とするコンバージョン単価の計算方法について解説していきたいと思います。

目標とするコンバージョン単価の計算方法

1..コンバージョンはライフタイムバリュー[LTV]を踏まえて計算する。
写真で紹介

2.顧客単価の平均金額を算出する。
例えばコンバージョン(ウェブサイト上でユーザーにとっていただきたい行動)が
問い合わせフォームの完了だとします。
ユーザーがコンバージョン後の収益計算をし、コンバージョンの価値を把握しておく必要があります。
・実際の成約率(4回申し込みがあると1回成約する)
・ユーザーの平均単価10人の平均利益額はoo円など)

例、上記のケースだと
4回コンバージョンがあり、1回の成約で、平均の利益が10万円なら
1コンバージョンあたりは
10万 ÷ ¼ なので  25.000円がコンバージョンの価値となる。

上記のようにあらかじめ 目標とするコンバージョンまでの単価を決めておくことによって
費用がかかりすぎていないか、 成果の低いキャンペーンになっていないか確認することが可能です。

まとめ
一般的に予算の設定は広告費に対して、収益が200%以上になることが推奨されておりますが当然コンバージョン以外のクリック(サイト訪問)に関しても、ユーザーに商品、サービスを知っていただいた数にはなっていきますのでまずは費用対効果を100%になるを目標に
徐々に配信ターゲットを見込みの高いユーザーに絞り費用対効果が改善されるよう管理していきましょう。